このブログ記事は、暖房費用が高額な方にオススメの記事です。
地球温暖化の影響で暖冬と叫ばれる昨今。
それでも体は凍え、手はかじかむのが冬。
昨今の国際情勢により、暖房の燃料代はあれよあれよと高騰に。
筆者の家では、
- 燃料はプロパンガス
- 暖房設備はパネルヒーター
しかし、これがかなりのランニングコストに!!
何も対策をしなければ、稼いでも稼いでもお金を垂れ流すことに。
どうも、『てったのぶろぐ』管理人です。
今回は暖房費用をおさえる”ワザ”を紹介します。
- プロパンガスが熱源の暖房費は高い
- 冬場の効率の良い暖房方法
- 暖房のオススメアイテム
目次
1. ガスパネルヒーターの仕組み
- 水をガス温水器で温める。
- 各部屋のパネルヒーターに通水。
- パネルヒーターとお湯で熱交換。
- パネルヒーターが温まる。
- パネルヒーターと各部屋の外気と熱交換。
- 熱を奪われた水が再び温水器に戻る
※以下、設定温度になるまで1〜6までの循環が続く。
パネルヒーター暖房のしくみを図にしたものが下の図です。
ガス温水器→各部屋のパネルヒーターまでの通水用配管は基本的に家の床下を通っています。
床下は、屋外の冷気、地面からの冷気、家屋からの冷気等で冷えています。
つまり、このときにも熱交換が行われ、温水は熱を奪われます。
各部屋が設定温度に達すると、パネルヒーターの横についてるサーモスタットバルブによって、パネルヒーターへの通水が調整されます。
このとき、パネルヒーター手前でお湯が停滞することになり、ここで熱交換が行われ、せっかく温めたお湯が冷まされます。
こうして、ただでさえ高いプロパンガスはどんどん消費されるのです。
2. 窓を断熱
まずは、家を暖めるためには熱を外に逃がさないことが大事です。
熱は窓から逃げるのが約6割と言われています。
窓という窓にプチプチの断熱シートをはりましょう。
プチプチタイプは、貼るのも剥がすのも楽々。
寸法をミスっても、後付けで足りない分を貼ればOK。
使用後は、廃棄せずフリマアプリの緩衝材として再利用しましょう。
- 窓の汚れをキレイに拭きとる。
- 窓の寸法を測る。
- 窓を霧吹きで濡らす。
- プチプチ断熱シートを貼る。
3. 暖房にガスを使わない
ガス代が高額な人、ガスが熱源の暖房をやめましょう。
おすすめは灯油ストーブ!
筆者も愛用してる商品が↓コレ↓
■灯油ストーブの↓メリットデメリット↓
- パネルヒーターより暖まりやすい
- 燃料費用が安く収まる
- 点火スイッチの電源が電池なので、災害に役立つ
- 灯油を毎日補充する必要がある。
- 点火時と消火時ににおいがでる。
- 締め切った部屋での使用は一酸化炭素中毒になる危険があるので、定期的に換気が必要。
- やけどや火災に注意する必要がある
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冬は空気の入れ替えは必要になってくるから、定期的な換気は問題ないよね。
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後述する、『24時間換気システム』もあるしね。
灯油ストーブを使うなら↓コチラ↓も忘れずに
灯油を貯蔵するポリ缶と、サイフォンポンプ、通称”シュポシュポ”ですね。
![てった](https://webwebweaving.link/wp-content/uploads/2024/07/DSC_0822-1-scaled.jpg)
ポリ缶はきちんと灯油用のものを選ぼうね。
4. 空気を対流させる
どんだけ暖房しても、全然部屋の中は温まらないなんて経験もあるでしょう。
ちょっと台やイスに上ってみてください。
天井に近いところはほんわり暖かいのを感じるはずです。
暖かい空気は上に登る性質があります。
逆に冷気は下に留まります。
この2つの空気を対流させれば暖かさは段違いです。
対流させるならやはりサーキュレーターを使いましょう。
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羽を上向きにして、サーキュレーターを回せば出来上がり。
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冷えた空気は上に。暖かい空気は下に。
5. ある程度の湿度が必要
部屋を暖かくするために湿度も重要です。
冬は乾燥しやすい季節。
しかも暖房をつけるとさらに乾燥していきます。
特に就寝中はコップ1杯分の汗をかくといわれ、朝起きたら乾燥で喉がイガイガするなんてことも。
一般的に湿度は50〜60%くらいが好ましいと言われています。
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湿度は40%を下回るとウイルスなどが活発に。
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湿度が60%を超えてくるとカビやダニが発生しやすくなるらしいよ。
保湿を簡単にできる合理的な方法を紹介しましょう↓↓↓。
5-1. 洗濯物を夜に干す
夜に洗濯物を部屋干しすれば、室内が適度に保湿されます。
就寝中の乾燥対策にもってこいです。
洗濯物も朝にはすっかり乾いてることでしょう。
5-2. お風呂はトビラを開けて乾燥させる
入浴後はお風呂場の換気扇を回さずにお風呂場のトビラを全開にします。
お風呂で体があったまったのと同時に、お風呂の湿度も部屋にほんわり広まり、ほんわり温かくなるのを感じとれるでしょう。
朝起きてお風呂場を見ると、すっかり乾いてるのが見て取れると思います。
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いかに乾燥しているかの良い例だね。
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夏場はお風呂場のトビラを閉めきって、換気扇を回すのをおすすめします。
6. 24時間換気
シックハウス症候群の対策として、2003年7月に建築基準法が改正され、24時間換気システムの設置が義務付けられました。
基本的には24時間換気することが望ましいです。
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灯油ストーブを使ってるならなおさら換気は必要だよね
望ましいのですが、家が冷え切っている状態では、暖まるまで24時間換気システムのスイッチを切ってみるのもありです。
先ほども述べたとおり、暖かい空気は上に行ってしまうので、優先的に換気排出されてしまうのは容易に想像できることでしょう。
ただ、やはり換気をしない時間が長いと、カビが生える原因や健康的にも悪いのでやり過ぎは禁物ですね。
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何ごともほどほどにね。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっと工夫をすることで、格段に安くなる暖房費。
逆に工夫をしなければ、ガス代の1㎥あたりの単価が上がった分重く家計にのしかかってきます。
正しい知識で効率よく暖房し、冬を乗りきりましょう。
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