- スキルアップしたい
- ついでにお金も欲しい
と思っている人におすすめの記事です。
スーパーの水産部門で働いている方は、
もっと売り場を良くしたい。
他店との差別化を図りたい。
と感じることはありませんか？
私はスーパーの水産歴20年、そして居酒屋での“かけもち”歴は約5年。
この2つの仕事を経験したことで、思っていた以上の“相乗効果”がありました。
今回は、実際に私が感じたスーパーの水産部門と居酒屋の“かけもち”で得られるメリット・共通点・デメリットをまとめて紹介します。
目次
■ スーパーの水産売り場管理と居酒屋のホールは「段取り力」が鍛えられる仕事
実はこの2つ、仕事の本質はよく似ています。
お客さんの注文をとる → 厨房へオーダー。
売れている商品をチェック → バックヤードへオーダー。
スーパーでは数ある売れ行き商品を把握し、優先順位をつけて段取りを組み、効率よくパートさんに”パック詰め”してもらう方法を常に考えて動く必要があります。
“パック詰め”は、
- トレイに”商品”を乗せるだけの数秒で終わるものもあれば、
- 水気をひとつひとつ拭いてから乗せる、
- 氷を落としてから詰めないとドリップになり、見た目が悪く売れない
など、手間がかかり売り場に並ぶまで時間のかかるものもあります。
一方、居酒屋は常に、
- お客さまのドリンクが空になっていないか。
- 料理を食べ終わった下げられるお皿がないか。
- トイレを探してるお客さんはいないか？
と、常に目配せ・気配せをすることになるでしょう。
居酒屋のそうした経験により『瞬時の判断力』が驚くほど鍛えられ、
水産売り場でも、複数ある売れ行き商品の補充に優先順位をつける判断力につながり、
段取りと効率が良くなり、
無駄な時間が減る減る〜。
■ 魚の加工・調理スキルは居酒屋の経験が生きる
水産では、
- 魚を卸す
- 刺身を引く
- 商品をパック詰めする
- 新しい商品をつくる
など、技術とセンスが求められます。
一方、居酒屋でも魚を扱う店なら…
- 切り方
- 盛り付け
- 味付け
- 下処理のコツ
- 食べ方
など、普段の水産では気づかない料理の視点 を学べます。
刺身の盛り付けに彩りを追加したり、
売り場で加工品のアイデアが思いつくようになったりと、
現場に戻ってからの引き出しが確実に増えるよね。
■ 「ポップ」と「メニュー表」は実は同じ役割
スーパーのポップは、商品を売る“言葉の武器”。
居酒屋のメニュー表も、“選ばせるための言葉”が必要。
居酒屋で働くことで、こんなことに気づきました。
- シンプルな言葉で魅力を伝える方法
- お客が本当に知りたいポイントの書き方
- 言い回し一つで選ばれやすくなるテクニック
メニュー表を見て『こういう言い方をポップに生かせるな』と思うことも多く、
売り場づくりの質が上がるきっかけになります。
■ 接客スキルが爆発的に伸びる
水産売り場は意外と接客が多い仕事です。
今日のおすすめは？
この魚はどう料理するの？
どんな味がしますか？
居酒屋のホールでは、もっと直接的にお客と話す場面が増えるので…
- 声かけのタイミング
- クレーム対応のスピード
- 表情・姿勢・気配り
- 売り込まずに興味を引く会話
これらが自然と身につきます。
その結果、水産売り場でお客との距離が縮まり、
それなら、買って試してみようかしら
と言われるようになることも増えました。
■ デメリットもしっかり把握する
もちろん、良いことだけではありません。
- 水産は朝が早い。
- 居酒屋は夜が遅い。
両方やると、体力と気持ちの消耗は激しいです。
- 水産 → 魚の生臭さ
- 居酒屋 → 油・煙・お酒の匂い
どちらも服や体に残りやすいです。
夜は遅く、朝が早いので、洗濯がなかなかできない問題が出てきます。
夜の居酒屋バイトはどうしても家庭の時間と被ります。
“かけもち”するなら 週2日程度 が現実的です。
まとめ：”かけもち”は“自分を強くする働き方”だった
- 段取りが異様にうまくなる
- 調理・盛り付け・新商品のアイデアが得られる
- ポップが上手くなる
- 接客レベルが上がる
短期間でも確実にスキルアップしたと実感できるはずだよ。
① 無理な時間帯は避ける
水産は早朝出勤なので、居酒屋は深夜まで働かない。
② 稼ぐ日と休む日をはっきり決める
曜日でメリハリをつけると体が楽になります。
③ “かけもち”は『短期集中スキルアップ』と割り切る
3〜6ヶ月やるだけでも大きく成長できます。
──スーパーの水産と居酒屋――
一見まったく違う仕事のようですが、実は相性バツグンです。
私自身、”かけもち”したことで
- 段取りの早さ
- 売り場の見せ方
- 接客力
- 調理技術
すべてが底上げされました。
もし『もっとスキルを伸ばしたい』と思っているなら、
居酒屋での”かけもち”は間違いなくあなたの力になります。
無理のない範囲で、ぜひ挑戦してみてください。
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