このブログ記事は、スーパーマーケットの水産部門の仕事について紹介しています。
求人情報誌やサイトを開けばイヤでも掲載されてるスーパーマーケットの求人。

何か働きたいのだけど、スーパーっていつも載ってるから大丈夫かしら。

頻繁に掲載されてるところは、よくない噂があるからってのもあるあるですよねー。
確かに、
- スーパーマーケット
- コンビニ
- 居酒屋
“上記の3つ”は、しょっちゅう掲載されてる求人御三家。
数多の企業が求人していて常に人手不足。

手軽に採用されて、未経験でも簡単にできる仕事が多いのも事実なんです。
とはいえ、具体的に何をするのか知っておいた方が心構えも違うというもの。
当ブログでは、そんな皆さまの不安を払拭すべく、水産歴20年の筆者が水産部門の仕事をご紹介しましょう。
目次
0.水産の仕事、実は分業制につき。
スーパーの水産部門は『魚を並べるだけ』ではありません。
実は分業制で、それぞれが専門的な役割を担っています。
- パック詰め
- 売り場管理
- 板さん
- 刺身屋さん
- チーフ

基本はこんな感じで組織されるよ。
ここでは、現場でよく見かける代表的な5つの仕事を紹介します。
1. パック詰め|水産部門の“量産部隊”

はじめに紹介するのが、パック詰め。
求人の業務内容でもいちばん多い仕事だよ。
【主な仕事内容】
- 切り身や加工済み魚のトレー詰め
- ドリップ処理
- 鍋セットなどの商品加工
- 板さん、刺身屋さんの補助
- 清掃
基本はパック詰めを主軸に、
調理された魚を”照り焼き”や”味噌漬け”などの味付け、鍋セットを造るなどの商品加工、後述する板さんや刺身屋さんの補助など多岐にわたります。
【水産部門の『土台』を支える重要ポジション】
パートナーさんや、アルバイトの方がはじめに経験する仕事がこの”パック詰め”でしょう。

黙々と”トレー”に商品を詰めていけばいいんでしょ?
そうそう、黙々と作業するのが好きな人が向いている⋯と思ったら痛い目をみます。
パック詰めはとにかくスピードと正確さが売りです。
午前中は特に忙しく、何十点、何百点と”商品”を延々パック詰めします。

ちんたらやってたら終わんないよ。スピーディーに、キレイに詰めてね。
トレーの種類も豊富で、
- この商品にはこのトレー。
- 大型パックと小型パックのトレーサイズが商品ごとに違う。
幅が違うトレーに詰めてしまうと、やり直しになるだけでなく、間違えたトレーもムダになってしまいます。
ちなみに、長年勤めているおばちゃんパートの圧も強め。
2. 売り場管理|売上を左右する影の司令塔

つぎに、売り場管理の仕事を見ていこう。
【主な仕事内容】
- パック詰め商品に値段シール貼り
- 商品陳列
- ポップ作成
- 補充商品のバックヤードオーダー
- 売れ行チェック
- 割引シール貼り(見切り)
【”売り場の見せ方”で売上が変わる、やりがいのある役割】
基本的に、その店舗の水産No.2がこのポジションを担当していることが多いことでしょう。
チーフの意向を汲みつつ、パック詰めのパートナーやアルバイト、板さん、刺身屋さんに補充商品のオーダーや指示を出します。
必要不可欠な能力として、
- 売場全体を見渡す力が必要。
- ピーク時間帯前の判断力が問われる。
- 臨機応変に売れる売り場を作らなければいけない。
まさに売れるかどうかを左右する司令塔と呼ぶにふさわしいポジションと言えます。

並べ方ひとつで売上が本当に変わるから”奥が深い“よ。
3. 板さん|魚を“商品”に変える職人
【主な仕事内容】
基本的に魚は”丸”のまま、漁獲時の姿で仕入れし、バックヤードに運び込まれます。
その魚をお客さんが扱いやすいよう、
- ウロコや内臓、エラをとる。
- 三枚や二枚の半身おろし
- 切り身に加工
- 骨取り
- 刺身用に皮引き
など魚の下処理全般を行います。
【水産部門の『技術の要』】
スーパーの正社員はもちろん、パートナーさんの中で魚屋さんや調理師など魚を卸した経験のある人が担うことが多いポジションです。
“丸”のまま仕入れる魚は、可食部以外の骨や尻尾、エラ、内臓も含まれた重さでの仕入れ価格になっています。
原価を意識した加工、例えば三枚におろす時、いかに骨に身を残さずにキレイにおろすかが重要になってきます。

これを『歩留まりが良い』と言います。
まさに、腕の見せ所です。
4. 刺身屋さん|花形ポジション
【主な仕事内容】
- 刺身の盛り付け
【刺身が美味しそう=この店いい店という印象を作る役割】
刺身の盛り合わせの見た目が、ダイレクトに売上に直結。
繊細さとセンスが必要な仕事です。
正社員はもちろん、パートナーさんの中からは経験者や熟練者が担当します。
行事ごとやお祝いの日にお刺身盛り合わせは欠かせない存在。

年末のお刺身特注は件数が多く、造っても造っても『終わりの見えない地獄』を味わうよ。
5. チーフ|水産部門の責任者
【主な仕事内容】
- 発注
- 在庫管理
- 売上、利益管理
- スタッフ教育
- シフト管理
- クレーム対応
⋯etc
【水産部門の“舵取り役”、部門の成績はチーフ次第】
現場+管理の両立
判断ミスが数字に直結プレッシャーは大きいが裁量も大
責任感が強い数字に抵抗がない人をまとめるのが得意👉
水産部門はチームプレー
いかがでしたか?
チーフ →売り場管理 →パック詰め+板さん +刺身屋さん → 陳列という流れで水産の売り場は彩られていきます。
どの役割が欠けても、売場は回りません。『裏方だけど奥が深い』それがスーパー水産の仕事です。
スーパーマーケットの水産は専門性の高い職種です。
他人と差別化をはかりたいスキルを身につけるのに、挑戦してみるのに一考してみてはいかがでしょうか。


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