このブログ記事は、車のタイヤの出費を抑える方法を解説しています。
車の給油やタイヤ交換でガソリンスタンドでに訪れた時、↓こんな経験↓ありませんか?
───以下、小芝居───

タイヤの溝減ってますねー。

ゴム固くなってますわー。

このタイヤ製造されてからもう3年経っていますねー。

えっ、このままだとヤバイですか?

これは滑って危ないですよ。

バースト(破裂)するかも。

走っててヒヤッとしたことないですかー?

えぇーっ!?でも、タイヤ高いしなー…。

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こんなやり取りの末、うっかりカードを切ったことありませんか?
どうも、『てったのぶろぐ』管理人です。
不安をあおって購入を勧めるのはガソリンスタンドマンの常套句。

耳が痛いぜwww。
実際には、
- 溝が残っててまだ使える。
- ゴムは硬いが交換するほどではない。
- 年数は経っているが、保管状況によりヒビは軽度。
などの場合もあります。
今回は、スタンドマンに言われるがまま高いタイヤを購入するのではなく、少しの知識を身につけて、出費を抑える”節約テクニック“をご紹介しましょう。
本当に”溝”がなかったり、タイヤ内部のワイヤーが露出していたり、バースト(破裂)の危険があるほどのヒビ割れがあったりを教えてくれる場合もあります。

↑こういう時↑は、速やかにタイヤ交換してくれ。
目次
1. まずはタイヤの正しい知識を
正しい知識を身につけることにより、店員の”あおり“にも負けない正しい購入サイクルを見いだすことができます。

“あおり“なんて人聞きの悪いこと言わないでくださいwww。

“販売テクニック“と呼んでくれ。
1-1. タイヤの製造年月日の見方
まずは↓こちらの画像↓をご覧ください。


4桁の数字のうち、
- 下二桁は製造年を
- 上二桁は製造年の第〇〇週目
ということを表します。

つまり、『2024年の第43週目』に製造されたタイヤということですね。

数字の頭のアルファベット表記は、気にしなくてOKだ。
一般的に3年〜5年を経年劣化の交換推奨年数としています。
3年〜5年という年数を目安にすることで、後述するひび割れの目安にもつながります。
1-2. 残溝(プラットフォーム)
プラットフォームとは、スタッドレスタイヤが冬タイヤとして使える↓残溝の目安↓です。


タイヤの溝がプラットフォームに重なるようになってしまったら寿命です。

重なる前に交換するのが大半だけどな。
1-3. 残溝(スリップサイン)
スリップサインとは、タイヤの残溝を表す凹凸です。
夏・冬どちらにもあります。


スリップサインと重なっている上に”つるつる”に片べりしているのがわかる。

画像のように”限界”まで乗っている人は結構いるぜ。
1-4. ヒビ割れと保管方法
タイヤは素材にゴムを多く使っている製品です。
ゴムは経年劣化により固くなっていき、ヒビや亀裂が入ります。
また、シーズンオフ中のタイヤの保管状況が悪いと劣化を早める原因にもなります。


下記画像のような屋外での保管は、昼夜の寒暖差、天候、紫外線などで劣化を早める要因に。

天候や気温差の影響をもろに受ける。
これらを踏まえた上で出費を抑えるテクニックを紹介します。
2. オンラインショップで買う
まずはスタンドで見積もりを取りましょう。
この際、タイヤの交換工賃、古いタイヤの処分料も価格を聞いておくのがベストです。

スタンドでなくても、行きつけのSHOPがあればそこに頼むのもありだぜ。
次にネットとスタンドの価格を比較しましょう。
自分のタイヤサイズをググればわんさか出てきます。

ネットの価格が安くても送料を含めると高くなったり、購入後は取付の工賃もかかってくるから注意だな。

国外メーカーも扱われてますが、あまりレビューの悪いのは購入しないことをおすすめします。
3. タイヤを2本だけ買う
基本的にエンジンやハンドル操作、ブレーキをかけたりなど負担が大きい前タイヤが減りやすいです。
なので4本均等に減っていくことはありません。
毎シーズンのタイヤ交換時には通常“溝”があるタイヤを前に装着しますが、それでもバラツキは生まれます。
タイヤを購入する時は、4本全部購入する方が大半でしょう。

うちらも、売上にもつながるから4本の購入を勧めてます。
しかし、前述のタイヤに対する知識があれば2本は購入必要でも、2本はもう1シーズン使える場合もあります。
3-1. 冬タイヤを2本購入する場合
単純に新品2本を前輪に履かせます。
後輪は、前シーズンに溝が残っているものを履かせましょう。
3-2. 夏タイヤを2本購入する場合
前輪は新品の夏タイヤに。
後輪はスタッドレスの履きつぶし、もしくは前シーズンの夏タイヤを装着します。
履きつぶしとは?

プラットフォームまですり減ったスタッドレスタイヤは冬タイヤとして使用できないから、夏タイヤの代わりに履くことだな。
3-3. 夏タイヤを4本とも履き潰しにするのはオススメしない

スタッドレスタイヤを4本夏のシーズンに履き潰せば、夏タイヤの購入費用を抑えられて節約になるのでは?
確かに夏タイヤを購入する費用は抑えられるのですが、燃費がすこぶる悪くなったり、雨の日にスリップしてしまう『ハイドロプレーニング現象』を起こしやすく、危険な面もあるのでオススメしません。
長距離乗る人ならば尚更、燃費の悪さを痛感でき、夏タイヤ2本分の購入費用を燃料代が上回ってしまう可能性も出てきます。
タイヤを2本ずつ購入する例を紹介しました。

ワイヤー、まずは(正しい知識を身につけましょう(アンカーリンクに))に該当するほど減った場合は4本買うんだぞ?
4. ガソリンスタンドに勤める
本業でガソリンスタンドに勤めている方はもちろんですし、ダブルワークで勤める形でも問題ありません。
雇用形態も、給油スタッフでも、セルフスタンドの受付スタッフでも問題ありません。
重要なのは、社員価格を適用してくれるかどうかです。
タイヤ自体を購入するのに、社割を適用してくれるか?
タイヤの付け替え作業も社割が利くとなお良いです。
※基本は無料です。

自分で自分の車を作業するなら、なおさら“タダ”じゃないとな。
まとめ
いかがでしたか?
節約のテクニックは、その人の知識や経験でいくらでも引き出しはあります。
今回ご紹介したのは、少し専門的な部分ではありますが、タイヤはうん万円単位の出費がかかる消耗品です。

まぁ、安いものではないよなwww。
ぜひ、今回の記事を参考にして、うん万円の節約をしてみてください。

タイヤの購入については自己判断でね。

当ブログは、トラブルについては一切の責任は持てないので、ご了承ください。
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